昨日、小学校2年生になる息子といっしょに風呂に入って思わず笑ってしまったことがあった。
(息子) お父さんは、いつもマッサージしてくれっていうじゃない?
でも僕は、してくれしてくれとうるさく言われるとやりたくなくなっちゃうんだよ。
自分からやりたいと思ったらやる人間なんだよ。
(私) そうか、そうか!
じゃあ、マッサージして欲しかったら何も言わない方がいいんだね!
(息子) うん、そうだよ。
ここまで風呂での会話。
風呂上りに食卓につくと甲斐甲斐しく、冷えたコップとビールを持ってきてくれた。
さらに、缶のフタまで空けてビールを注いでくれる。

「有り難う!美味しいよ!」
とお礼を言うととても満足そうだ。
ただ、一口飲むたびに一気につぐので泡ばかりだが・・
既に食事を済ませた息子は、今度は私の後ろに回り肩をもみだした。
「おー、気持ちいいな~」と私。
「次は頭ね!」
といって、頭のマッサージまでやり始めた。
確かに短い時間であるが、自発的な行為だ。
思い起こせば、私も小さいころたまに親父の肩をたたいたり、首をもんだりしていたっけ。
ただ、自発的にやったかどうかは定かではない。
さて、ビジネスの場においても、人を成長させるために「自発」と「強要」では雲泥の差がある。
まさに月とすっぽんの違いだ。
大人ですら、強いられた仕事は割り切った気持ちを持って行動したとしてもつらいものだ。
ましては小さな子供に口うるさく言えばやる気を無くしてしまうものよく理解できる。
また、気づかせるまで長期にわたって成長を見守るのは非常に根気のいることというのも確かだ。
中小企業の場合は特に時間やコストの都合もあるし、うまくいかないリスクもある。
ただ、人にはそれぞれ個性があるから、人の性格あった成長の過程を踏ませるのが本当は重要なんだと思う。
もっとも、息子の自発的なやる気もいつまで続くかわからないし、今後まったく気が付かないかもしれない。
「お父さんは甘い!」と嫁さんに言われる理由かも。