事業を継続するか?辞めるか?の決断は極めて難しい!

スポンサーリンク

撤退のリスクを非常に安直に考えていた

一昨年末に約4年間ほど運営していたある事業から撤退した。

ただ、事業撤退の決断を下すまで非常に悩んだ。

正確にいうと事業譲渡であるが、複数の店舗と従業員全員を譲渡先に無償で引き渡した。

だから、自分の思いとして撤退=失敗ということばがあてはまる。

事業撤退経緯としては、固定費である家賃と人件費の増大に売り上げと利益が追い付かなくなった(予測が甘かった)というよくある失敗話。

自分が攻めた結果だし、始まりも終りも判断したのは自分。

儲かった時期もあったし、全ては自分の責任だからからよしとするしかない。

ただ、今回の件で事業撤退のリスクを非常に安直に考えていたということが身に染みてわかった。

会社の財布と個人の財布は同じ!?

その中で痛感したのは、事業を継続させるか辞めるかのタイミングを冷静に決断することは当事者にとって極めて難しいということである。

大抵の中小零細企業の社長は、お金を借りる際も個人が保証人になる場合がほとんど。

儲かっている分には飲み食い接待など経費で落とせるから楽だなんて考えているだろう。

ただ、一旦業績が悪くなるととたんに火の車=自転車操業に陥るケースが多いと思う。




会社の財布と個人の財布はもちろん違うものの、銀行や公庫、場合によっては投資家などから借り入れを行う。

それがいっぱいになった後、さらに数字が悪化するようであれば個人の預貯金を切り崩し、補填し続けなければならない。

自分の場合も同様だ。

もちろん、個人個人によって起業して会社経営をする動機や意味、モチベーションは違うものの、

「一発何かあててやりたい」

「人より儲けたい」

「自分ならうまく出来るはず」

と思う気持ちが少なからずあると思う。

しかし、儲かるどころか自分の貯金もすべて全部会社につっこんでそれでも売り上げや利益が取れない状況・・

事業を継続するか?辞めるか?の判断はとても難しい!

それでもなんとか資金が回っていればいいが、自分の場合は、売り上げの下方修正が数か月続けば会社が危ないという状況に陥った。

こんなときにはやはり、事業の存続をどうするか否かの決断をしなければならない。

一生懸命働いてくれている従業員には申し訳ないし、かといって借金は数千万円とMAXまで行っている。

さらに、個人の貯金は家族の分まで突っ込んでしまっているし・・・

第三者的に冷静に判断すれば、何をそんなに先延ばしにしているのか?

いきなり潰れて社員や家族を路頭に迷わすのがいかにナンセンスか当然分かるだろう。

ただ、とうの本人にとっては、なかなか踏ん切りがつかない

もちろん、起死回生、利益増大できる確実な見通しが立っていれば別である。

ただ、まずそのような見込みは薄いし、出来るのであれば当の昔に実施しているのであろう。

まさに「リビングデッド=生きる屍」状態!

そんな事業の撤退か存続かを悩んでいた際に、ある経営者のブログに「リビングデッドな状態」という言葉を見つけ、心に突き刺さった。

まさに「リビングデッド=生きる屍」という状況は、今の自分の境遇にぴったりな響きであった。

そして、そのブログにも「にっちもさっちもいかない状態を打破するためには、その事業を辞めるという決断をするしかない」という思いがつづられていた。

結局、ビジネスが一旦スタートした後には「起業するのが夢だった」など、きれいごとや寝言をいってもお金が無ければ事業継続できない。

スタッフだって「会社は今日倒産しました。明日から来なくていいです。」と言われるのが最悪中の最悪だ。

もちろん、お客さんや取引先、関係者に対しても同じことが言える。




勇気をもって辞める決断をすることが何より大切!!

そこでもし、「リビングデッド=生きる屍」な状態のまま、事業の撤退か継続かをずるずると悩んでいるかつての自分のような、岐路にたつ起業家や経営者がいるのであれば、言いたい。

「どうか勇気をもって辞める決断をしてほしい!」

確かに、撤退する決断は、

辛いし、かっこ悪いし、情けない。

また、責任感が強い経営者であればあるほど、

「従業員に申し訳ない。」

「お客様に申し訳ない。」

「思い入れのある仕事である。」

など決断を迷わす理由はいくらでもあると思う。

また、借金やシガラミなどあればなおさらで、

「世間的にみっともない」

「返済のめどが立たない。」

「家族を路頭に迷わすことになるのでは?」

などなど、堂々巡りでなかなか答えを出せない状況も分かる!

もしかすると、自殺を考えたりしている経営者の人もいるかもしれない。

私も眠れない日々が、何日も何日も続いた。

そして気が付けば、ネガティブな考えに押しつぶされそうな自分がいた。

ただ、幸いにも最後には、その事業を辞めるという決断を下すことが出来た。

だから、そんな思いもシガラミも

どうか勇気をもって、一旦全部断ち切ってほしい!!

と強く言いたい。

私にも出来たのだから、あなたもきっと決断できるはずだ!!

失敗は企業家につきもの!

失敗は、起業家につきものであり、チャレンジ無くして成功もない。

人に指差されるようなやましいマネをしたわけでもないし、事業をして一度や二度の失敗なんてどおってことないと言い聞かそう。

第一、自分で独立の道を選んだ人間なのだから波風立たない人生を望んできたわけではないだろう。

数千万円の借金だけが残り、日々の返済額も大きい。

売上も厳しいし、会社全体としては倒産寸前のどん底状態だが、なんとか生き残るつもりだ。

この程度の失敗は、企業家にとってつきものだと割り切って!

会社をあきらめる時が失敗するとき。

勇気をもって決断し、チャレンジし続けることができれば、チャンスは必ず巡ってくることを確信している。

よろしければクリック願います!
にほんブログ村 経営ブログへ

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする